ペアレントトレーニングのフォローアップ
発達障害(ADHAおよびLD)のA太郎と自分自身の為に受けていたペアレントトレーニング(昨年末で終了)のフォローアップに行って来ました。
この1か月で、新たに行った試みや子供、自分自身の変化をグループ内で簡単に発表します。
A太郎の変化として
①癇癪を起こす事が少なくなった。
そして、癇癪を起している理由を私に伝える事が出来る様になった。
(こんな理由で、こんな事が嫌で起こっているんだもしくは泣いているんだ)
②「どうせ俺の事嫌いなんでしょ」という事が少なくなった。
③苦手なひらがな、数字の書き方練習をする様になった。
(鉛筆を持つだけでも、ポジティブ注目をしてみた)
私自身の変化として
①子供の視点を理解し、上から物を言わなくなった。
(親だから、と頭ごなしに叱る事が多かった)
②ポジティブ注目をする事で、子供を叱らなくて済むので自分自身のストレスが減った。
③子供の将来を悲観しなくなった。可能性を信じられる様になった。
(この子は、大丈夫なんじゃないか…と思える様になった)
簡単にこんな事を発表して来ました。
他の方からも、ポジティブ注目する事で子供との関係が良くなった…との発表が多かったです。
このフォローアップで印象に残ったのは、親自分自身が発達障害をお持ちの方のお話でした。
「親から、否定され続けて(怒られ続けて)育った」
「思春期がとても辛くてたまらなかった。二次障害で入院をした事もあった」
「それでも、人生を辞める(死ぬ)事は出来ない…生き続けていくしかない」
「自分に子供が出来て、絶対に怒らない様にしようと決めた」
「でも、世間や、親戚は甘すぎる…しつけがなってないと言う」
会話をまとめる事が苦手で、言葉を選び選びゆっくりと話されます。
今まで、色々と葛藤なさってきたんだな、と思いました。
誰にだってあるとは思う。
どうにも苦しくて、生きていくのが辛くなる時って。
でも、どうやったって人生を辞める事は出来ない。
我が子が、二次障害を抱える事が無いように。
他の人と、ちょっと違っていてもいいじゃないの。
自己をしっかり肯定出来て、何の根拠も無くても『俺は大丈夫!』と言える様に育てていきたいです。